









しつけを行う際に声で合図をしますが、これを
声符といいます。
声符は「スワレ」「マテ」「フセ」のように出来るだけ短くはっきりといえる単語にします。また指示を出す人によって
声符が異なると犬が混乱しますので家族全員に同じ声符で合図をしてもらいましょう。また声のトーンを変えないようにしてあげると犬が混乱しないかも知れませんね。
また手や指で
声符にあわせて合図をしますが、これを視符といいます。
視符は慣れるまで犬の鼻先で行う様にしましょう。これも家族で統一するようにして下さい。音が聞こえにくい場所ではこの
視符が有効です。
犬は音で物事を理解しますので、音(合図)→指示に従う=良いこと(ご褒美)という事を理解させてあげましょう。
そして
声符や視符は一回だけですので注意して下さい。
例えば「スワレ」の場合、「スワレ」と一回指示をしてやらなかったら腰を上から押すようにして座らせます。(座った瞬間に一回だけクリッカーを鳴らしておやつをあげて下さい。)
何度も指示を出すと何度目かに言うことを聞く様になってしまいますので一回の指示で強引にでも言うことを聞かせてください。(決して叩いたりはしないで下さい。)
それからしつけは慣れるまで家の中で行ってください。色んな音や匂いがする外では犬は集中できませんので家の中で完璧に出来る様になってから徐々ににぎやかな所に出て試してみて下さい。
良い子になって色んなところに飼い主さんとワンちゃんが一緒にお出かけ出来る日が来る事を心から願っています。